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【NFTアート出品方法】はじめてのNFTアート販売を初心者向けに図解でわかりやすく解説!

NFTアートを出品したいけど、実際どうやったらいいんだろう?という方のために、私が実際にNFTアート出品をした経験を元に、わかりやすく手順をまとめてみました。

私は現在、OpenSeaで「kurobox」という名前で実際にNFTアートを販売しています。
https://opensea.io/kurobox

 

 結論、NFTを販売するためには下記の手順が必要になります。

  1. 仮想通貨を入手
  2. メタマスク(仮想通貨の財布)を作成
  3. メタマスクに仮想通貨を入金
  4. NFTマーケットプレイス「OpenSea」に登録
  5. NFTアートを出品

これからNFTアートに挑戦するクリエイターさんのお役に立てれば嬉しいです。

① 仮想通貨取引所のアカウントを作成

NFTアートを売買するには、仮想通貨(主にイーサリアム)が必要です。

イーサリアム(ETH)の仮想通貨を得るために、仮想通貨取引所のサービスでアカウントを作成します。

仮想通貨取引所は、大手ですとcoincheck・bitFlyer・bitbank・GMOコイン・LINE BITMAXなど数多くの仮想通貨取引所があります。

私は、coincheck、bitbank・LINE BITMAXなど複数の口座開設をしていますが、専用のアプリや取引している仮想通貨の種類から、「Coincheck」をメインに使用しています。

Coincheckをおすすめする理由は下記をご覧ください。

オススメする理由

NFTを始める際に必ず必要になるのが「仮想通貨」です。 「NFTアートを始めたいけど、仮想通貨はどこで手に入れるの?」というNFT初心者の方に向けて、この記事では仮想通貨を始める時の仮想通貨取引所に「Coincheck(コインチェック[…]

 

② メタマスク(仮想通貨ウォレット)を作成

MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系のトークンなど仮想通貨を保管するためのWEBウォレットです。

NFTアートを出品するために必要になります。

「メタマスクの導入方法」の詳細は、下記の記事にまとめていますので合わせてご覧ください。

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③ メタマスクに仮想通貨を入金

メタマスクの準備ができたら、coincheckのETH(イーサリーアム)をメタマスクへ入金します。

 

まずは、Chrome拡張機能から、メタマスクのアイコンをクリックしてメタマスクを起動します。

アカウントにカーソルを合わせると「クリップボードにコピー」と表示されるのでクリック。

  1. 左サイドメニューから「暗号資産の送金」をクリック
  2. 「Ethereumを送る」をクリック
  3. 宛先にメタマスクでコピーしたアドレスをペーストして登録
  4. ETHにて送金金額を入力
  5. 「送金する」をクリック

手数料が0.005ETHかかりますが、日本円換算ですと大体700円程度になります。(執筆時点)

送金完了してからしばらくするとメタマスクに入金されます。

④:NFTマーケットプレイス「OpenSea」へ登録

次に、世界最大手を言われているNFTマーケットプライス「OpenSea」へ登録します。

OpenSea
https://opensea.io

上記公式サイトへアクセス後、OpenSeaとメタマスクアカウントを接続して会員登録を行ないます。
OpenSeaでは、メタマスクに接続するだけでOpenSeaの会員登録が完了します。

ヘッダー右上のプロフィールアイコンをクリックします。

次にメタマスクのアイコンがあるボタンをクリック。

ポップアップ画面が出るので、OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」をクリック。

これでメタマスクとOpenSeaの接続完了して、OpenSeaのアカウント登録ができました。

⑤:OpenSeaでNFTアートを出品

それでは、OpenSeaにNFTアートを出品していきます。

My Collectionを作成

まず、OpenSeaのページ右上から「My Collections」をクリック。

「Create a collection」のボタンをクリック。

「My Collection」の入力フォームが表示されるので、各情報を記入していきます。

  • Logo image:ロゴ画像
  • Featured image:My Collectionのアイキャッチ画像
  • Banner image:My Collectionページのヘッダー画像
  • Name:My Collectionの名前
  • URL:My CollectionのURL
  • Description:My Collectionの説明文
  • Category:カテゴリー選択
  • Links:ご自身のWEBサイトやSNSのURL
  • Royalties:再販されたときのロイヤリティ設定
  • Blockchain:EthereumかPolygonを選択

こちらは設定後でも編集可能です。

My CollectionにNFTをアップロード

My Collectionが完成したら、NFTのデータをアップロードしていきます。

OpenSeaのトップページから「Create」ボタンをクリック。

出品するデータをアップロードし、あとは作品の情報を入力していきます。

私は、「漢字」が好きなので、今回上記のような作品をアップロードしました。

  • Name *:作品タイトルを記入
  • External Link:作品のホームページがあればURLを記入
  • Description *:作品の説明文を記入
  • Collection *:どのMy Collectionで販売するか
  • Properties:属性や特徴を設定(SNSのタグのようなものです)
  • Levels&Stats:レベルや能力を設定
  • Supply *:供給数(初期値は1)
  • Unlockable Content:購入者が利用できる追加コンテンツを登録できます
  • Explicit & Sensitive Content:センシティブなものに該当する場合はチェック
  • Blockchain *EthereumかPolygonを選択
  • Freeze metadataコンテンツを永久にロックして分散ファイルストレージに保存するための設定。最初は設定なしにしましょう

*」の箇所だけ入力すれば出品可能です。

「Blockchain」については、ガス代が無料の「Polygon」を選択することをオススメします!

 

 

必要な項目に入力が完了したら、ページ最下部の「Create」ボタンをクリック。

これでNFTの作品がMy Collectionへアップロードされました。この段階では出品されたわけではありません。

NFTアートを出品

最後にいよいよOpenSeaにてNFTの出品です。

最初に、My Collectionに登録したNFTを選択し、画面右上の「Sell」ボタンをクリックします。

OpenSeaでは、販売形式として「定価販売(Fixed Price)」と「オークション販売(Times Auction)」を選ぶことができます。

OpenSeaでは、「定価販売」が多く一般的な販売形式になりますので、今回は定価販売を選択。

  • Price:出品価格を設定。トークンの種類、金額を入力
  • Schedule listing:販売期間を設定。登録されているプリセットから選択するか自分で決定
  • Sell as a bundle:複数のアイテムをまとめ売りする場合の設定
  • Reserve for specific buyer:オプションとして、購入者を指定する事が可能
出品後は販売価格・期間の設定は変更できないので注意しましょう。

入力が完了したら、「Complete listing」ボタンをクリック。

 

ガス代の支払い(初回出品時のみ)※Blockchain「Ethereum」の場合

NFTをmint(生成)する際に、Blockchainで「Ethereum」を選択した場合のみガス代の支払いが発生します。

「Complete listing」ボタンをクリックするとメタマスクが開きます。

OpenSeaでは初回販売時のみ、以下のブロックチェーンのガス代(手数料)が発生します。
ウォレットの初期化代
トークン取り引きの承認代

メタマスクが開いた瞬間のガス代は約308ドル(2022年1月10日現在、日本円で約35,660円)
高い…!少し時間を置いていたら120ドルくらいまで下がってきましたので、そこで決済をしました。

ガス代は、その時の市場の取引量によって価格が常に変動しています。
イーサリアムのガス代をチェックできるサイトがあるので、できるだけ安いタイミングで購入しましょう。
Ethereum Gas Price Chart

ガス代分の仮想通貨ETHをメタマスクに入金し、「確認」ボタンを押します。

上記の2つのガス代を支払った後、出品が処理されるのを待てば、OpenSeaのマーケットプレイスへの出品が完了となります。

 

ガス代を無料で出品をする

SNSでNFTアートに挑戦しようとしている方を見ると、この金額感でETHで出品するのを断念している方をチラホラ見かけました。

ただ、このガス代をかけずに無料で出品する方法は、
Blockchainで「Polygon(ポリゴン)」を選べば手数料なしで出品
できます。

このPolygonについては、後日記事を書かせていただきます。

 

まとめ:NFTアートの販売方法

今回は、NFTアートをOpenSeaで販売する方法をまとめてみました。

  1. 仮想通貨を入手
  2. メタマスク(仮想通貨の財布)を作成
  3. メタマスクに仮想通貨を入金
  4. NFTマーケットプレイス「OpenSea」へ登録
  5. NFTアートを出品

①の仮想通貨取引所の口座開設までが少し時間がかかりますが、②〜⑤までは1時間もあれば完了できます。

これからNFTアートに挑戦するクリエイターさんのお役に立てれば嬉しいです。